【ビジネスハック】内省、振り返りを効率化するKPTとYWTフレームワーク

内省してますか?

 

社会人経験がある程度進んでいくと、立場が上がり誰も指導鞭撻してくれないですね。

自分で自分の改善点を見つけて、成長し続けることがビジネスマンには求められます。

また、社会人経験が少ない頃から、内省の習慣が確りできていると周りの同僚よりも成長が速いです。

 

一方で、内省や振り返りと言っても、どうやれば良いの?と思っている方もいるかもしれません。そこで今回は2つのフレームワークを紹介します。

 

 

f:id:yoshiya_na:20200627173739p:plain

 

 

 

 

振り返りの必要性

f:id:yoshiya_na:20200627181319j:plain

日々の業務の中でも、人生でも、物事の計画に対して結果がどうだったかを可視化していますか?

計画と結果のズレを可視化して、計画通りに進まなかったのであれば、その理由を明確にして次の打ち手を考えます。

これは計画の精度を上げることや、作業効率、生産性を高めることに繋がります。

 

あるいは、何か課題解決をした際のやり方や、業務に対してどのように取り組んだかを言語化しておくことで、次の機会や、別の事象にも当てはめることができます。

すなわち、業務でも、人生でも、自身の経験を抽象化して、理論化することで、次に活かすことができます。

 

逆に、振り返りをしない場合には、生産性は上がらず、学びが無いまま、同じやり方を繰り返してしまいます。

 

振り返りのやり方

振り返りをするためのフレームワークが2つありますので、それぞれ紹介します。

KPT

f:id:yoshiya_na:20200627174726p:plain

まず、今回のプロジェクトでも、今週の業務でも振り返る対象を決めてください。

 

よかった点、改善点と思う事を挙げ出していきます(図の左側)。

この際、当初の計画があれば、それと比較して、結果がどうだったか、なぜその結果となったかを考えると、自ずと良し悪しが見えます。

 

その次に、良かった点、改善点を踏まえて次に何をすべきを考えます(図の右側)。

よかった点を、よりよくするためには何ができるか?あるいは、継続する仕組み、仕掛けが構築できないか?自身だけでやっていたことをチームに拡張できないか?見てみてください。

 

改善点に対しては、どうすれば改善できるか?何が原因でうまくいかなかったか、それを解消するための仕組みや仕掛けが構築できないか?チームとしての仕掛けで解消できないか?見てみてください。

 

ちなみに、自身の成長のためには、改善点を潰していくというProblemとTryに集中してしまうかもしれませんが、モチベーションの維持や、自分の強みをさらに強化させて尖らせていくという意味では、Keepも確り上げ出しましょう。

 

逆に、どちらかしか出ていないというのは、まだ挙げ出す余地があると思って良いでしょう。

 

KPTは、「計画に対して、良かった点、悪かった点を挙げ出して、次の行動に活かす」という一連の流れを踏んでいます。

YWT

f:id:yoshiya_na:20200627174748p:plain

こちらは、特に業務中に何らかのトラブルが発生した際や、課題に直面して取り組んだ際に活用できます。

 

課題を解消するために何をしたか?を時系列で良いので列挙してみます。

そのそれぞれのDOに対して、やった結果、分かったことを記載していきます。

例えば、課題解消のために、Action Planをまず立てた。しかし、Item AとItem Bが漏れていた。誰かに助言を貰った方が良かった。のように分かったことを整理していきましょう。

これは、良い点も悪い点もあると思います。

 

それを次やることに昇華させます。

先ほどの例の場合、誰かに助言を貰った方が良かったというところまで整理できたら、次は、隣のチームのxxに詳しい先輩に事前に確認してもらう!等のアクションに落とし込むことができます。

 

経験したことを、振り返り評価して、次の行動に活かす」という一連の流れを踏んでいます。

 

振り返りのタイミング

プロジェクトの完了を待たずに、1週間に1度でも振り返りすることをお勧めします。

その気づきが明日のあなたの仕事を効率化する!と考えると、最初から計画に入れておきましょう!!

そして、人間は折角の経験も忘れていきます。振り返りを行い、言語化して、自身の行動を変えましょう。

f:id:yoshiya_na:20200627180558p:plain

毎週、毎週、やり方を改善して、成長していくやつと、1年に1回振り返りをしていくやつでは成長の速度が大きく異なります。

 

これは、最初の出来、不出来じゃ無いです。

周りにもいるはずです。

新入社員の頃、隣の席に良くできる同僚A君がいたかもしれません。

さらにその隣にこいつはうだつが上がらないと思ったB君がいたかもしれません。

しかし、そんなB君が今ではA君の上司になっていることもあるでしょう。

何度も言いますが、大事なのは、最初のスペックじゃないです。

 

どれだけ日々、成長できるかです。

 

今日の自分よりも、明日の自分の方ができる!と思えるように、振り返りの機会を作り、是非、成長していきましょう!(自戒を込めて)

 

まとめ

今回は振り返りの必要性と振り返りのフレームワークであるKPTとYWTを紹介しました。

 

KPTは、良かった点、改善点、次何するかを整理するフレームワークです。

YWTは、やったこと、分かったこと、次何するかを整理するフレームワークです。

 

どちらも活用して、人生を豊かに成長させていきましょう!!

 

では!