スケッチノートのすすめ
本日は最近読んだ面白い本の紹介です。
以下の本をご存知ですか?
先日、TSUTAYAに平積みになっていたものを立ち読みして、しばらく置いてから買ってみました。 思考の視覚化って発想が面白い!ということで紹介していきます。
絵が上手いとか下手とかは関係無い
この本が平積みになっている時に、まずは、この賑やかな表紙が目を引き、次のタイトルの「思考の視覚化」という言葉が気になりました。
そして、現代っ子なので、さらに、それをアマゾンやら別サイトの口コミで見るわけです。その中に、「著者くらい絵が上手ければ良いが、私にはできないhogehoge」のようなコメントがあったので、一旦置いていたのですが、やっぱり気になって買ってしまいました。
その上で、そのコメントに対して思ったのは、ちゃんとこの本読んだ?という疑問です。著者は上手い下手は関係無いと、むしろ、それも一つの個性というか味になるのだと言っています。手書きだからこそ出る味に意味があるとそう言っています。
例えばですが、この本を読みながら、私も真似していくつか絵を描いてみましたが、
全然著者の物とは違います。何となく自分の絵も良いじゃない!と思える不思議笑。
これも著者が背中を教えてくれたからでしょう。
スケッチノートの書き方
詳細は本買って読んでください。と言ってしまうと終わってしまうので、少しだけ続けますが、文字や絵というそれぞれのパーツを組み合わせて視覚的に理解しやすい表現をしていく上で、ネックになるのは絵が書けないよ!という点だと思います。
それも著者がこの本の中で教えてくれます。単純な図形の組み合わせでしかないよ!と。
あとは、顔を構成するパーツの例をいくつか示してくれたり、体全体で動きを表現したい場合には、骨人間のように関節を意識して書けば良いよと!
正直、絵を勉強されている人には当たり前?かもしれませんが、私のようにそういった世界とは無縁の人にとっては大変勉強になります。
で、見て下さい。普段絵を描かない私でも以下のように表情豊かな顔を表現できるのです!(できてるか?)
勉強したことを視覚的にアウトプットしてみる
この本でとても重要だと思う点は、以下の3つです。
1 言葉では伝わらない共通認識を持たせるという視覚的効果
2 自身が理解したことを表現できるかを確認出来る点
3 アウトプットに自分の味を入れられる点
1は、絵や図形を文字と比較した性質のため割愛します。
2は、インプットした内容を自分の中で腹落ちさせられているかの確認になるという点です。
正直これは自分の言葉で表現できるか?という点でも同様ですが、それをさらにシンプルに、抽象化して色々な人が理解できるレベルまで落とし込めているか?という点を明確にする上ではとても重要だと思います。
3は、同じような絵を描いたとして、同じモチーフだとして、それが例えば模写だったとして、手書きなおかげで自分の味が出ます。
最近、情報がたくさん溢れている中で、無機質な情報ってのはたくさんあるのですが、あまり面白くない。むしろ、そこに著者が見え隠れする情報ってのが面白いような気がしてます。
ああ、またこの人、こんな変なこと言っているとか、この人っぽいなあ!とかそう言ったものこそ価値があるのでは?と思います。ということで、勝手に味が出るという意味では、手書きのスケッチノートの世界ってとても面白い!
まとめ
とりあえず、買って読んでみれば良い!